RIKCAD作業が快適になるデスク環境の全て|私のデスクツアー【2025年版】

道具選び

なぜ、作業環境が「時給」に直結するのか?

RIKCADの作業効率を上げるために、PCのスペックや操作テクニックを磨くことは非常に重要です。

しかし、それと同じくらい、いや、それ以上にあなたのパフォーマンスを左右するのが、毎日数時間向き合うことになる「物理的な作業環境」です。

自分に合わない環境は、無意識のうちに集中力を奪い、身体に負担をかけ、結果的にあなたの貴重な時間を奪っていきます。

この記事では、私が試行錯誤の末にたどり着いた現在のデスク環境の全貌と、それぞれのアイテムを「なぜ選んだのか」という理由を、詳しくご紹介します。

全体像:私のRIKCAD作業コックピット

まずは、現在の私のデスク周りの全体像です。

特別な機材はありませんが、一つひとつの配置や選択には、全て「思考を止めずに作業に集中する」ための理由があります。

私の道具選びの哲学:「最新」よりも「最適」を

このデスク周りを見て、「意外と普通だな」と感じた方もいるかもしれません。それもそのはず、私が使っている道具の多くは、最新の高価な製品ではなく、中古で手に入れたものや、長く使い続けている低価格なものがほとんどです。

例えば、キーボードは最近メルカリで購入したLogicoolのGPROですが、間違えてクリック感の強い「青軸」を選んでしまいました。しかし、今ではこの打鍵感がすっかり気に入っています。

大切なのは、トレンドを追いかけることではありません。自分自身の作業スタイルと予算の中で、いかに「最適な」道具を見つけ、工夫していくか。この記事では、そんな私のリアルな道具選びの考え方も、お伝えできればと思います。

各パーツのこだわりと、さらなる深掘り記事への案内

1. モニター:思考を止めない「トリプルディスプレイ」という結論

CAD作業において、マルチモニター環境はもはや必須だと私は考えています。画面の切り替えという無駄な操作をなくし、必要な情報に常にアクセスできる状態を作ることが、集中力を維持する鍵だからです。

私の場合は、役割を明確に分けた3画面構成に落ち着きました。

  • 中央(27インチ WQHD): RIKCADのメイン作業画面。
  • 右手(23インチ フルHD): 参考にするPDF図面を常に表示。
  • 左手(ノートPC本体): その日のタスクリストや、Googleマップなどを表示。

この環境により、顔を左右に振るだけで、思考を中断することなく必要な情報にアクセスできます。

【失敗談】画面は「大きい」だけではダメだった…

今でこそこの環境に満足していますが、最初は大きな失敗もしました。「大画面で作業したい!」という安易な考えで、PCモニターより安価だった32インチのテレビを購入したのです。しかし、いざ繋いでみると、テレビはPCモニターと比べて解像度が低く、画面が大きいだけで文字や線がぼやけてしまい、全く作業になりませんでした。この失敗から、モニター選びは「サイズ」以上に「解意像度」が重要だと痛感しました。

2. 左手デバイス:“左手の聖域”を作る

  • 私の作業に欠かせない「JWSYSTEM MKBJシリーズ」です。これがあることで、キーボードに手を伸ばす必要がなくなりました。
  • 私がこのデバイスにたどり着くまでの全試行錯誤と、具体的な選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています

【2025年版】CAD作業が爆速化!おすすめ左手デバイスと私の全試行錯誤の歴史

3. マウス:“右手の相棒”探しの旅

  • 私が愛用しているのは、すでに廃盤のLogicool M590です。なぜなら、「チルト機能」と「形状」に、絶対に譲れないこだわりがあるからです。
  • なぜ人気のMX ERGOが合わなかったのか? 私のマウス選びの「判断の軸」の全ては、こちらの記事で熱く語っています。

【3D CAD用】トラックボールマウスMX ERGOが合わなかった理由と、本当の選び方

4. PC本体:全ての土台を支えるエンジン

  • このデスク環境の全てのパフォーマンスを支えているのが、PC本体です。
  • 愛用PCのスペック詳細と、Windows11への移行を巡る私のリアルな悩みは、こちらの記事が参考になるはずです。

【2025年版】RIKCADのPC選びで失敗しないための全知識|Windows11移行の罠と推奨スペック

5. デスクとチェア:腰痛をきっかけに「スタンディングワーク」へ完全移行

以前のデスクツアーでは、ニトリのワークチェア「リカルド」を紹介していましたが、現在は使用していません。

腰痛が悪化したことをきっかけに、PC作業はすべて**スタンディングワーク(立ち仕事)**へと切り替えました。

最初は身体を慣らすのが大変でしたが、今ではこのスタイルが完全に定着し、むしろ座って作業していた頃よりも集中力が持続しやすくなったと感じています。

その中心となっているのが、現在愛用している昇降デスクです。

  • 私がこのデスクを選んだ理由や、具体的な使用感は、こちらのレビュー記事で詳しく解説しています。

【昇降デスクレビュー】DOWINX1万円代の安い昇降デスクを買ってみた!

【まとめ】あなただけの「最強のコックピット」を作り上げよう

今回ご紹介した私のデスク環境は、あくまで一つの実例に過ぎません。

最も大切なのは、この記事を“地図”として活用し、あなた自身の身体や仕事の進め方に完璧にフィットする、最高の「コックピット」を構築していくことです。

一つひとつの道具を見直すその試行錯誤の先に、あなたの作業時間を短縮し、時給を上げていくための、最強の作業環境がきっと見つかるはずです。

私の効率化の“全貌”をnoteで公開しています

この記事で紹介した工夫は、ほんの一部です。 私が時給833円から抜け出すために構築した「作業時間を半分にし、時給を2倍にする5つの仕組み」の全てを、有料noteで公開しています。

▼全ての始まりとなった「無料note連載」はこちら

【時給833円の絶望】CAD副業が「やればやるほど赤字」だった私が、作業効率化に目覚めた理由

▼ 有料noteの詳細はこちら

【完全版】RIKCADの作業時間を半分にして、時給を2倍にする「5つの仕組み」

コメント

タイトルとURLをコピーしました